渋谷区恵比寿で腰痛・椎間板ヘルニアなら指圧治療院 健朋堂。

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体調の整え方のこと

炎症を鎮めよう④

2022年12月27日
炎症を鎮めるにはアーシングがおすすめ!
今回は少しマニアックな話を…(笑)
ぜひ最後までお付き合いください☺︎
 
最後に“土”に触れたのはいつか覚えていますか?
素肌で土や芝生に触れるアーシングは、体内の炎症を鎮めるのにとても効果的。
素肌で触れた部分から地面へ体内の余計な電気を排出することで、体内の電気が安定します。
 
炎症が起きているところは、必ず体内の電気が溜まってしまっているので、それを排出することで炎症の回復を助けてくれます。
“電気” というと、身体とはイメージがつきにくいかもしれません。 実は、身体は電気だらけなのです。
 
体内の電気の代表格は“神経” 身体は電気で情報や命令をやり取りして調整している、絶対に欠かせないもの。
地面に触れるアーシングは、その身体の電気を調整してくれる効果があるんです。
 
電気をたくさん使うエアコンや洗濯機には、必ずアース線が付いていますよね?
アース線は、実は地面に繋がっていて、落雷から家電を守る以外に、家電の中に溜まった電気を排出して故障を防ぐ役目もあります。
 
人の身体も、家電も、電気がたくさん流れていて、余分な電気を排出することで故障を防げる。という意味では似ています。
 
アーシングのやり方はシンプル! 裸足で土や芝生に触れるだけでOKです。
触れている時間が長いほど効果が高まり、地面が水分を含んでいるとより効果的。 雨の日や朝露、海や川に足をつけるとバッチリです。
 
寒い時期のアーシングは大変ですが、天気の良い日中はやりやすいので、近くの公園などでぜひやってみてください。身体がすっきり軽くなる感覚を得られると思います☺︎

炎症を鎮めよう③

2022年12月20日
慢性炎症を鎮めることが健康への第一歩!炎症を悪化させる要因は◯◯!

健康な身体になるためには慢性炎症は大敵。
慢性炎症の起きにくい体質になるためには

前回のコラムで挙げた
「多すぎるもの」を減らし
「少なすぎるもの」を増やし
「新しすぎるもの」を減らすことが重要になります。

これらの過不足は内臓やホルモン、神経などの生命の調節機能を乱してしまうからです。

現代で過不足するいくつかの要素について少し詳しくお伝えします。

・多すぎる摂取カロリー

カロリーの摂り過ぎは、ほとんどの方がご存知のことですが
気にする理由は「太るから」が多いと思います。

ですが、本当に怖いのは身体の奥深くについた内臓脂肪。
カロリー(特に糖質)を摂り過ぎると脂肪になります。

脂肪は、身体のぽっちゃり体型を作る「皮下脂肪」と見た目には分からない「内臓脂肪」になって身体に蓄えられます。

特に問題になるのは、この「内臓脂肪」です。
なぜなら蓄積した脂肪は、身体を痛める慢性炎症を引き起こす要因になるから。

脂肪をたっぷり蓄えた脂肪細胞は、炎症物質を分泌し、炎症物質はその名の通り体内に炎症を引き起こしやすくします。

すでに身体のどこかで炎症が起きている場合、炎症物質によって炎症が治らずにずっと炎症が続きます。
これが慢性炎症のメカニズムのひとつなのです。

内臓脂肪は、皮下脂肪よりも炎症物質をだしやすいので見た目が痩せていても、内臓脂肪が多い人は要注意。

間違えてはいけないのは、炎症物質を出すのは「脂肪細胞」であって脂肪そのものではないということ。
脂肪分のあるものを食べたら炎症が悪化する!というのは間違いです。

糖質、脂質については以前のコラムでも触れているので、ぜひご覧くださいね☺︎


炎症を鎮めよう②

2022年12月13日
痛み、不調の原因となる慢性の炎症を鎮める方法をお伝えします

現代に溢れる炎症体質の要因は、現代に「多いもの」「少ないもの」「新しいもの」を見ていくことが大事です。

・多いもの・

摂取カロリー
精製穀物
飽和脂肪酸
塩分
乳製品
人口密度
満腹感

・少ないもの・
運動量
睡眠
ビタミン、ミネラル
食物繊維
オメガ3脂肪酸
自然との触れ合い
太陽光を浴びる

・新しいもの・

トランス脂肪酸
加糖ブドウ糖液糖
食品添加物
デジタルデバイス
慢性的なストレス
抗生物質(処方薬)
孤独

これらは一部ですが、わずか100年前と比べても現代の環境がいかに変化したかが分かると思います。

個人差はありますが、少なくとも今慢性的な不調、痛みに悩んでいる方は、これらの中のいくつかは改善していく必要があるかもしれません。

このコラムでもお伝えしてきましたが

食事量を減らし(&質を変える)
睡眠の質を高め
運動をする
そして、地面に触れる

これだけで身体は変わります。

慢性的な炎症は、身体の機能を削ります。
疲れやすい、日中でも眠い、だるい、痛い、やる気が出ない。

炎症体質を変えて、不調や痛みのない「ほんとうに健康な身体」になってみませんか?


炎症を鎮めよう

2022年12月6日
痛み、不調の原因となる慢性の炎症を鎮める方法をお伝えします

前回コラムで、体内をとろ火であぶる慢性炎症が、様々な痛みや不調の要因になっているということをお伝えしました。

痛みや不調が当たり前のようになってきている現代では、多くの方が慢性の炎症を抱えているのは間違いありません。

しかし、現代でも狩猟採集を主にして生活している民族の人を調査したところ、その炎症レベルは非常に低いという結果がでたそうです。

とはいえ、私たちも狩猟採集民になりましょう!と言いたいわけではありません。

なぜ、現代的な生活をする私たちの炎症レベルは高いのでしょうか?
それを知ることで、当たり前だと思っていた不調が解消される可能性は十分にあります。

昔には無かった症状が多い理由。
それは……

・昔には無かったものが「ある」
・昔には多かったものが「少ない」
・昔には少なかったものが「多い」

人の身体が変化したのではなく、生活環境が変化したことが要因と考えられます。

なんでも昔のやり方に戻す!という極端な考え方ではなく、昔の良かったところを取り入れて、今の良くないところを変えていく。

そうすることで無理なく、少しずつ健康を手に入れていきましょう。

次回、現代に溢れる炎症体質の要因をお伝えしますよ☺︎


本当は怖い!身体を痛めつける慢性炎症

2022年11月29日
今、あなたは健康ですか?

全体的にみて、最近のあなたの健康状態はどれに当てはまりますか?

とても良い
良い
普通
悪い
とても悪い

もし、「悪い」「とても悪い」と思ったなら、あなたの体内では延々と続く炎症が起きている可能性が高いです。

炎症を鎮めないと、その不調や痛みとずっと付き合っていかなければならないかもしれません。

炎症といえば、怪我をしたところが赤く腫れて熱を持つのが一般的。これは「急性の炎症」で、怪我が治れば炎症も治るので短期間です。

問題なのは、じわじわいつまでも続く「慢性の炎症」です。

身体の内をとろ火で炙るように続く慢性炎症は、少しずつ身体を消耗させていきます。
筋肉の強張りを強め、睡眠の質を下げ、身体の回復を妨げるので、痛みや不調を引き起こします。

朝起きた時、身体が痛かったり、疲れていることありませんか?

いつまでも治らない痛み、不調を抱えている場合、慢性炎症の可能性が高いです。
慢性炎症を鎮めることで、現代に多い「原因のよく分からない不調、痛み」を解決できる可能性があります。

まずは、慢性炎症を引き起こしてしまう要因を理解していきましょう。


睡眠の質を高めよう⑥

2022年11月22日
脳の性質を利用して睡眠の質を高めよう

良い睡眠サイクルを脳に覚え込ませましょう。
脳は、同じ行動を繰り返しているとそれを覚えます。

繰り返しスポーツの練習をすると、考えなくても同じ動きができるようになるのは、脳が覚えてくれるからです。

スポーツに限らず、脳は繰り返されるあらゆることを覚えます。

この、脳が覚える性質は、睡眠にとって良い方にも悪い方にも働くことがあります。

夜、寝床に入ってからスマートフォンを操作し続けたり、テレビを観たり、本を読むなど寝床に入ってから睡眠以外のことを習慣的に行なっていると、「寝床に入ると◯◯をする」と脳が覚えてしまいます。

寝つきの悪い方がこれをしてしまうと、せっかく寝床に入っても、脳が◯◯をしないと!と覚醒モードになってしまうため、睡眠を邪魔してしまいます。

寝室に入ったら、寝ること以外はしない。

それを脳に覚え込ませ、寝つきの良さを手に入れましょう☺︎


睡眠の質を高めよう⑤

2022年11月15日
健康に必須の睡眠。その質を高めるために必要なこととは?
【やってしまいがちな睡眠の質を下げる行動】
 
・寝ている間はできるだけ暗くしよう!
 
寝る時に少し明りがないと落ち着かない。という方は案外と多いです。
 
しかし、就寝中は可能な限り光を遮ったほうが睡眠の質が上がります。
 
真っ暗が理想的。
照明の常夜灯(豆球)も避けたほうが良いです。
 
少しでも光があると、身体が反応して深い睡眠に入りにくくなるからです。
 
アイマスクなど使うとばっちり光を遮ることができますが、注意点があります。
実は、皮膚も光を感じ取るので、目に入る光を遮断しても、身体に光が当たっているとやはり睡眠の質を下げる要因になってしまいます。
 
できれば、部屋全体を真っ暗にすることをおすすめします。
 
以前のコラムでも書きましたが、入眠前の光もできるだけ減らしたほうが良いです。
夜は、スマホやパソコン、テレビなどのモニターの光はもちろん、部屋の照明も明るさを落としておくとスムーズに睡眠に入る助けになります。
 
朝、日中はできるだけ光を取り込み、夜には光を抑えていく。
生活の中の光を調整して、より良い睡眠を手に入れましょう。

睡眠の質を高めよう④

2022年11月8日
健康に必須の睡眠。その質を高めるために必要なこととは?
身体に良かれと思ってやっていた行動が、実は睡眠の邪魔をしていた!
 
なんてこともあるかもしれません。
 
もしそうであれば、ぜひ習慣を変えるようにしてみてください。
 
【やってしまいがちな睡眠の質を下げてしまう行動】
 
・夜の運動は避けよう
 
定期的な運動を習慣にしている方は多いと思います。
運動は健康にも良いですし、質の良い睡眠を取るにも効果的です。
 
でも、夜間の運動は睡眠を邪魔してしまうので要注意です。
仕事のあとにエクササイズを習慣にしている方には申し訳ないところですが、運動をすると身体を活発にするコルチゾールというホルモンが分泌されます。
 
夜の就寝に向けて、徐々に身体が落ち着いていかなければならないタイミングでコルチゾールが分泌されると、寝ようとしても身体が活発な状態なのでなかなか寝つけません。
 
眠れても、眠りが浅くなり身体はあまり回復しなくなります。
運動の効果は身体が回復する時に発揮されます。
 
質の高い睡眠が取れなければ、せっかく運動しても「ただ身体を痛めつけただけ」になってしまいます。
睡眠の重要性を理解しているトップアスリートは、毎日十分な睡眠をとっています。
 
睡眠もトレーニングの一部だと捉えているのですね。
 
健康のために行なっている運動が、行う時間によっては健康の邪魔をしてしまいます。
とてももったいないです!
 
可能であればエクササイズの時間を朝や日中に変えてみてください。
きっと素晴らしい1日を過ごせるはずです。

睡眠の質を高めよう③

2022年11月1日
健康に必須の睡眠。その質を高めるために必要なこととは?
前回もお伝えしましたが、質の高い睡眠にとって最も重要なことは「光」です。
 
なぜなら、睡眠を含めた身体のリズムは、光によって調節されているからです。
 
朝、目が覚めたら朝日を浴びると良いのは、光を取り込むことで体内時計がセットされるからです。
 
逆に、朝に光を取り込まないと、体内時計が乱れ夜に眠くならず日中に眠くなったりします。
 
睡眠にとって大切な「光」ですが、取り込み方を間違えると逆に睡眠を邪魔してしまうことがあります。
睡眠を邪魔する「光」とは、、
 
それは日没後の人工光です。
 
スマートフォン
テレビやパソコン
部屋の照明
 
日没後、特に就寝前に強い光を目に入れてしまうと、体内時計が乱れて眠気が起こりにくくなります。
ここでポイントになるのが、日没後に強い光を取り込むと、「睡眠時間を十分とれたとしても睡眠の質が下がる」ということです。
 
ベッドに入ったらすぐに眠れる!
という方でも、強い光を浴びた影響で、睡眠中に多く分泌される回復ホルモン(メラトニン)が減ってしまい、睡眠の質が下がります。
 
それは、朝起きた時のだるさや眠気といった形で現れることが多いです。
良質な睡眠は、スッキリとした朝を迎えさせてくれます。
 
スマホやパソコンは、できるだけ日中に扱うようにして、夜ベッドに入ってからはスマホは極力触れないようにしましょう。
 
日没後の光を減らすようにすると、数日でその効果を実感できるはずです。
ぜひやってみてください!

睡眠の質を高めよう②

2022年10月25日
健康に必須の睡眠。その質を高めるために必要なこととは?
睡眠の質を高めるために最も大切なのは「朝」です!
 
目が覚めてから朝をどのように過ごすかで、1日の質、その晩の睡眠の質に影響します。
 
具体的には、
・できるだけ日の光を浴びる
・軽い運動を行う
 
たったこれだけです。
とはいえ、なにかと忙しい朝に、時間を割くのはなかなか難しいと思います。
 
ですが、それだけの価値があります。
 
・日の光を浴びる
→朝起きてから光を浴びると、体内時計のスイッチが「カチッ」と入ります。
セットされた体内時計は、夜になると身体が睡眠モードになるよう促してくれます。
さらに、日の光を浴びることでコルチゾールというホルモンが分泌されやすくなります。
コルチゾールは身体を活動モードにしてくれるホルモンで、本来は朝に最も分泌量が多くなります。
 
・軽い運動を行う
→運動を行うと身体が活性化して、コルチゾールの分泌が盛んになります。
午前中に運動することで、コルチゾールをしっかり分泌させ、日中をパワフルに過ごすことができるのです。
 
逆に、夜に運動してしまうと、運動によって分泌されたコルチゾールで、身体が睡眠モードに入りにくくなり、睡眠を邪魔してしまう要因になります。
 
運動をするなら、遅くとも日の出ている間に済ませると良いです。
快適な睡眠のためには朝が大切です。
 
外に出てウォーキングや軽いランニングをすると、快適な1日と睡眠を手に入れることができます。
次回、睡眠の質を高める大切な要素をお伝えします。

睡眠の質を高めよう!

2022年10月18日
睡眠の質を高めることで痛みや不調の予防、改善になります。
まず、睡眠の質の良し悪しは、朝起きた時の
「身体のだるさ」
「頭がすっきりしていない」
「身体が固まって痛む」
などの、自覚症状で判断してみてください。
 
これらの症状がなく、朝から快適!という場合には、睡眠に問題はないと思われます。
※不調に慣れてしまい、快適な感覚が分からなくなっている場合は問題です。
 
不調の自覚症状がある場合は、睡眠の質を高める取り組みが必要かもしれません。
 
睡眠の質を良くするためには、いくつか条件があります。
① 朝、日光を取り込む
② 日没後はできるだけ強い光を避ける
③就寝中は真っ暗にする
④運動は午前中にやる
⑤睡眠時間を確保する
 
こんなにあるの!?
と思われるかもしれません。
 
確かにこれら全てをいきなりこなすのは大変かもしれません。
なので、できるものからひとつずつ生活習慣に組み込んでいくことをお勧めします。
習慣になってしまえば、特に苦もなく続けられるはずです。
 
これらひとつひとつには、睡眠の質を高めるのに必要な身体の機能に関連した明確な理由があります。
やる事を知っているだけでは、継続する動機にはなかなかなりません。
 
なぜ、それをやるのか?
その理由をしっかりと知ることが大切です。
 
次回から、ひとつひとつ詳しくお伝えしていきますので、ぜひご覧ください☺︎

本当に眠れていますか?

2022年10月11日
毎日の睡眠は人生の質を左右するほど大切です。その大切な睡眠を十分に、そして質高くとれていますか?
現代では、なんらかの睡眠障害(不眠症)を抱えている方がとても多いと言われています。

・寝つきが悪い
・何度も起きる
・起床後のだるさ、眠気
 
こういった症状が多く、症状が重いと夜間に全く眠れなかったり、日中に強い眠気に見舞われたりします。
 
頭の回転が遅くなり集中力が低下して、仕事でミスが増えたり、常にイライラしていたりと、日常生活に問題が起きてきます。
 
さらに、不眠症を全く自覚していない人でも睡眠に問題がある場合があります。
 
「わたしは寝付きもいいし、7時間くらい睡眠とっています」
私自身もその1人でした。
 
のび太並みに寝付きが良く、ベッドに入るとすぐに眠れていました。
その頃の私は、睡眠に問題があるとは夢にも思っていません。
 
しかし、日によって朝起きた時に身体のだるさや腰に一時的な痛みがあったのですが、睡眠の質を高める取り組みを始めてからは、そういった問題症状は激減して、これまでにないくらい体調は良くなりました。
 
睡眠の本当の役割、睡眠の質を悪化させる要因、さらに質を高める方法を知ることで、不調や痛みを改善するだけでなく、人生の質が変わります。
 
次回以降、ひとつひとつお伝えしますので、ぜひご覧ください☺︎

最高の腸内環境を作ろう④

2022年10月4日
腸内環境を整える味方の食物繊維をどうやって摂り続けるか?その方法を紹介をします。
前回のコラムで食物繊維の摂り方をお伝えしました。
腸内環境を整えるために大事なことは
 
①食物繊維を摂る
②精製された食品の摂取を減らす
③よく寝る(22〜2時)
 
今回は②についてお伝えします。
 
なぜ、精製された白米や小麦粉などが良くないのか?
理由はいくつかあります。
 
・栄養素が不足している
・血糖値を上げやすい
・腸内環境が乱れる
 
 ひとつずつ解説していきますね。
 
・栄養素が不足している
→精製された白米や小麦粉は、胚芽と呼ばれる部分が削られ、その大半がデンプン質です。
デンプンは糖質なのでエネルギーにはなります。
 
しかし、デンプン以外のビタミンやミネラルはほとんど含んでいないため、白米や小麦粉ばかりの食事をしていると、糖質以外の栄養素が欠乏しやすくなります。
 
さらに、糖質をエネルギーとして利用する時、ビタミンを消費するため、よりビタミンやミネラル不足が顕著になります。
これが精製された食品を控えた方が良い理由です。
 
・血糖値を上げやすい
→玄米や全粒粉小麦は、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んだ胚芽が全て残っているので、糖質以外の栄養素もしっかり摂ることができます。
 
さらに、精製された白米や小麦粉は、食後の血糖値を急上昇させてしまう性質があります。
食品GI値が高いためなのですが、血糖値が上がると、インスリンを分泌して血糖値を下げようとします。
この血糖値の上下が身体にとって負担になります。(血糖値スパイクと言われる現象)
 
・腸内環境が乱れる
→精製された食品は、善玉の腸内細菌のエサになる食物繊維をほとんど含んでいないため、善玉菌が減り、悪玉菌が勢力を増しやすくなります。
 
精製された食品は、便利で素晴らしい発明ではありますが、健康にはあまり活躍してくれないものが多いです。
 
日常的に食べるものは、できるだけ生鮮食品から摂ることをおすすめします☺︎
 
③については、別のシリーズでお伝えする予定なので、腸内環境編は今回で終了です。
次回からは、最高の体調を作るために大切なことをさらに深掘りしていきます。
 
えっ!?そうだったの!!
当たり前のようで、意外に知らないこともお伝えしますので、ぜひご覧くださいね。

最高の腸内環境を作ろう③

2022年9月27日
腸内環境を整える味方の食物繊維をどうやって摂り続けるか?その方法を紹介をします。
生活習慣を変えなければならない理由は分かった!
でも、続けていると辛くなってくる…
 
そうならないための方法を、ここでは「食物繊維の無理のない摂り方」の一例をご紹介します。
 
①白米をいきなりやめない
“精製された白米や小麦は良くない” と聞くと、いきなり玄米に変える人がよくいます。
 
玄米は食物繊維やミネラルが豊富ですが、白米に慣れた人がいきなり玄米を食べ出すとつまずきがち。
 
そこでおすすめの方法は、白米に雑穀や玄米を混ぜて炊くこと。
 
玄米を雑穀と同じように扱うことで、慣れた白米の感覚を残したまま、玄米を食べることができます。
玄米の歯応えが気になる場合は、炊く前に数時間玄米だけ浸水させると炊いた時に柔らかくなります。
 
白米に混ぜる玄米の割合は、初めは1割程度から始めて、徐々に増やしていってくださいね。
 
②パンは全粒粉にする
パン派の人は、基本的に全粒粉のパンに変えることをおすすめします。
独特の酸味が苦手でなければ、ライ麦パンも良いですよ。
 
バターを塗ると美味しいですが、オリーブオイルに変えるとより良いです。
お手軽ですが、マーガリンは避けましょう!
 
③オートミールを活用する
玄米などと同じで、オートミールは炭水化物なので糖質がメインですが、食物繊維を豊富に含んでいます。
 
ロールドオーツを米化してお米の代わりに食べるのもおすすめ。
クイックオーツはそのままヨーグルトと一緒に食べたり、ミルクなどに浸すとお粥のようになるので食べやすくなります。
 
フードプロセッサーでもっと細かくして小麦粉の代わりにお菓子やお好み焼きなどに使うのも◎
ブームもあり、たくさん美味しく食べれるレシピがあるので調べてみると発見もあって楽しいですよ。
 
④主食よりサラダを充実させる
主食の米やパン、麺類よりも、サラダ類を工夫して充実されると食物繊維は摂りやすくなります。
葉物だけでなく、ナッツやアボカドなど加えたり、フルーツサラダにするのも◎
 
フルーツは果糖(糖質)が豊富ですが、食物繊維も豊富。
サラダ(+主菜)生活は、質の良いオイル(脂質)も摂りやすいので、とてもおすすめ。
 
注意点としては、一気に変えるのではなく、無理のない範囲で少しずつ変えていくこと。
そして、つらいと感じる場合は、無理に変える必要はありません。
 
後のコラムでもお伝えしますが、心から楽しめないことを無理に続けると、そのストレスで身体に悪影響がでます。
 
ひとつでもいいので、良い!と実感できるものを続けてみてください。

最高の腸内環境を作ろう②

2022年9月19日
腸内環境を整えるのはなぜか?なせ生活習慣を変えなければならないのか?まずはその理由を明確にすることが大事です。
なかなか変えられない生活習慣。
 
どうしたら変えられるのか?
 
まず必要なことは「なぜ生活習慣を変えなければならないのか?」をきちんと理解することです。
 
何となく身体に良いから。では、動機として弱いので、やがて面倒になってしまい元の習慣に戻る可能性が高いです。
 
習慣を変えるには、精神力よりも「変えなければならない理由」をしっかりと理解することが大切です。
 
「食生活を改善しなければならない理由」
 
①腸内細菌の状態は、食生活によって決まるから。
②健康を守ってくれる善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす必要があるから
③身体の痛みや不調は、腸内環境の影響を受けるから。
 
つまり、腸内環境を整えることで、身体が健康になり、痛みや不調が解消されやすくなるのです。
腸内環境を整えるには、前回のコラムで書いた3つのポイントを実践することが大切です。
 
腸内環境の変化には時間がかかります。
身体の変化として実感するにはさらに時間がかかります。
 
土壌(腸)を整備して、野菜(善玉菌)を育てるのと同じで、すぐに結果が出ないことが多いので、そのつもりで根気よく継続しましょう。
 
しばらく実践しているけれど効果が実感できない。という場合は、不調の要因が他にある可能性が高いので、今後掲載するコラムをぜひご覧ください。
 
次回は、実際の食事を無理なく変える事例を紹介します☺︎

最高の腸内環境を作ろう!

2022年9月12日
最高の腸内環境は、多様性のある細菌が繁茂している腸内です。様々な種類の細菌が互いにバランスをとりながら反映していると状態が、身体にとっても最高の恩恵をもたらしてくれます。
ヒトは、進化の過程で、細菌と協力して生きてきました。
 
健康な身体には、良い細菌が絶対に必要です。人体で最も多くの細菌が住んでいるのが大腸です。
 
つまり、腸内環境を良い細菌が住みやすいようにしてあげれば、宿主であるヒトの身体も健康になります。
 
どうすれば良い腸内環境が作れるのでしょうか?
 
最低限これだけ実践すれば大丈夫!というポイントを紹介します。
①食物繊維を多く食べる
②添加物や精製された食品(精製小麦、白米、白砂糖)をできるだけ摂らない
③よく寝る(特に22〜2時)
 
細かくはもっと色々ありますが、まずはこれだけ実践できれば、体調の改善効果は現れるはずです。
 
とはいえ、上記3点は、実践するのはなかなか難しい!という方が多いと思います。
それだけ健康に悪影響を与える要素が、現代の生活に浸透しているのです。
 
やってみたけど長続きしない……
という声はよく聞きます。
 
生活習慣を気合いや勢いで変えようとしても、なかなか難しいです。
そこで、次回は無理なく生活習慣を変えていくテクニックをお伝えします☺︎

昔と現代。腸内環境の圧倒的な違いって?

2022年9月4日
昔と現代は、食べ物や生活環境の違いから、腸内環境が圧倒的に異なります。
 昔の人と、現代の人の腸内の環境はかなり違います。
 
昔の人の腸内には、多くの種類の細菌が住んでいて、腸内フローラが多様性に富んでいました。
 
しかし、現代の人の多くは、腸内細菌の多様性は失われ、わずかな種類の細菌が住んでいる偏った状態です。
 
細菌の多様性のある腸内では、細菌同士がけん制し合ったり、協力したりしてバランスが取れ免疫力を高めてくれます。さらに、様々な栄養素を利用することができます。
 
しかし、細菌の種類が少なく、さらに悪玉菌が繁栄している腸内は、環境が悪化して、リーキーガットと言われる壁が隙間だらけの腸になる可能性が高まります。
 
リーキーガットは、腸の壁の隙間から、アレルゲンや未消化のものが血管内に入り込むため、アレルギーや慢性的な炎症を引き起こしやすくなります。
 
つまり、腸内細菌の多様性が腸内を健全に保ち、身体を健康にしてくれているのです。
何が腸内細菌に影響を与え、多様性のある腸内フローラを作ることができるのか?
 
それを理解し、実践することが、健康な身体を作る第一歩になります。
次回、腸内フローラに影響を与えるポイントをお伝えします☺︎

身体を内からじわじわ炙る!?怖い慢性炎症

2022年8月30日
慢性炎症は身体をじわじわ内側から痛めつけていきます。自分では気づかない慢性的な炎症を起こさない生活習慣が重要です。
 
なんだか調子が良くない……
朝からダルい……
よく分からない痛みが続いている……
 
こんな経験ありませんか?
病院に行っても問題なしと言われ、薬飲んでもイマイチ効果なし。
 
現代に多い、原因のよくわからない不調の多くは、体内の「慢性的な炎症」によって引き起こされている。と考えられています。
 
そもそも炎症は、怪我や病気の際に、患部を発熱させ血流や免疫細胞を集めて、対処する身体の正常な反応のことです。
もし炎症反応がないと、怪我や病気がいつまでも治らず死んでしまうので、生きていくために必要な反応です。
 
もともと炎症は、治ればすぐに引いていく急性炎症です。
しかし、現代に多い慢性的な炎症は、いつまでも炎症が続き、身体の内がとろ火で炙られている状態です。
 
慢性炎症の厄介なところは、怪我などの急性炎症のように、発熱や腫れといった強い症状がないので気付きにくく、じわじわダメージを受けて身体を破壊していくところです。
 
でもなぜ、昔はあまり無かった身体に良くない慢性的な炎症が起きてしまうのか?
それは現代と昔の生活習慣、社会環境の違いが大きく影響していると考えられています。
 
一体何が違うのか??
 
逆に言えば、この違いが昔の人のようなパワフルで健康な身体に近づけるヒントになります。
次回、昔と現代の違いについてお伝えしていきますね☺︎

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