5年前から坐骨神経痛が発症して、
コロナ禍がきっかけでどんどん悪化した症状が、
2週間に1度の治療で改善していったお話です。
60代 女性 販売業 渋谷区在住
右坐骨神経痛
令和4年6月下旬
坐骨神経痛の発症は5年前。
当時は、
痛みもシビレもひどくなかったので
ときどきマッサージや整体に行って、
症状の悪化はなかった。
コロナ禍で、
整体に通うのが怖くなり、
1年ほど経って
徐々に痛みとシビレが強くなってきた。
仕事中は立っていることが多く、
仕事に支障が出始めていたので、
このままではまずいと思い、
治療を受けられるところを探し始めた。
以前通っていた整体の院長は、
コロナ禍でもマスクをつけない主義で
行くのが怖かった。
インターネットで当院を見つけ、
坐骨神経痛の改善事例が多かったことと、
以前に指圧を受けていたことがあって、
施術にも安心感があったため来院を決意した。
患者は現在、右臀部から大腿部にかけて痛みとシビレを訴えている。
立っているとき
腰掛けているとき
に症状が増してくる感覚がある。
歩行時はほとんど症状なし。
場所を確認する。
臀部から、大腿部後外側、下腿後外側にかけて痛みとシビレがある。
バツ印の部位に激しい圧痛あり。
検査を行う。
SLRテスト(+)
FNSテスト(-)
Kボンネットテスト(+)
次に触診を行う。
臀部(上図バツ印)に、
強い圧痛がある。
症状のある大腿部、下腿だけでなく
腰部にも強い筋緊張がみられる。
検査と問診から、
梨状筋症候群による坐骨神経痛と推測し、
治療開始する。
ご本人がもっとも症状を自覚しやすかった
腰掛けている状態での痛み、しびれを
ペインスケール「10」とした。
※ペインスケールとは、患者本人の痛みの自覚を最大時を10とした尺度のこと。
<治療>
内臓調整、神経促通。
大腿四頭筋調整。
治療後ペインスケール「10」→「5」
痛みだけでなくシビレも軽減した。
患者と相談のうえ以下のことを確認。
①来院ペースについて
はじめは期間を詰めて通院する必要があることを
理解していただいたうえで、
仕事と介護の都合で、
通院ペースは2週間に1回に。
②水分不足による内臓や筋肉への負担を減らすため、
水分を1日1.5リットルはとるように心がけること。
以上を確認して治療終了。
前回から2週間後の来院。
患者から
「前回の治療直後に眠気がきて帰宅してぐっすり眠れた」
と報告。
腹部調整による自律神経の鎮静効果のための影響だと説明。
眠気がきたときに眠ると治癒効果が高いので、
今回も眠気がきたらできるだけ眠るように伝えた。
ペインスケール「5」
<治療>
内臓調整、神経促通。
大腿四頭筋調整。
治療後ペインスケール「5」→「3」
痛みとともにシビレも軽減していた。
次回2週間後に予定して治療終了。
前回から4週間後の来院。
前回の来院予定直前に、
発熱したため来院を延期。
検査を受けてコロナではなく夏風邪だったとのこと。
患者から
「風邪と疲れもたまっていたせいか坐骨神経痛が悪化した」
と報告。
ペインスケール「8」
<治療>
内臓調整、腸腰筋調整、神経促通。
大腿四頭筋調整、下肢血流調整。
治療後ペインスケール「5」
患者から、予定がついたので来週も来れるとのこと。
次回1週間後として治療終了。
前回から2週間後の来院。
患者から
「前回の治療からふくらはぎに少しシビレがあるくらいでほとんどでなくなっている」
と報告。
<治療>
内臓調整、腸腰筋調整、神経促通。
大腿四頭筋調整、下肢血流調整。
治療後ペインスケール「1」→「0」
SLRテスト(-)
Kボンネットテスト(-)
検査結果と患者の症状の自覚がないことから、
経過観察をしつつ、
今回で治療終了とした。
Q1. どのような症状でお困りでしたか?
右のお尻から足にかけての坐骨神経痛
Q.2. 当院の施術を受けたときの印象、感想を教えてください。
初めてお伺いして、まず酒見院長の穏やかな笑顔と説明にホッといたしました。院内のインテリアもシンプルで温かみがあり落ち着きました。そして一番大切な施術は説明通りにとてもソフト。でも体の中で滞っていたものが流れ出した実感があり、体が軽くスッキリしたのにはビックリしました。
Q3. 症状が改善した現在の想いをメッセージください。
コロナ禍になりマッサージは中止していたこともあって、さすがに痺れと痛みに耐えきれなくなったのですが、それまで通っていた所での効果を思い、他に良い所はないかとネットで探して出会えたのが健朋堂。さんでした。
施術を受けた日から良く眠れるようになったことも驚きです。おかげさまで痛みとシビレはなくなりましたが定期的に通いたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
お名前:N・K
ご住所:東京都渋谷区
年齢:60代
職業:販売業
今回の患者さんであるN・Kさんは、
仕事をしながら、
ご高齢のお母さまの介護もなさっています。
日々忙しい中、
痛みやシビレがあるだけで
心身ともにたいへんなご苦労をされていました。
改善されて本当に良かったですね!
それでは考察に移ります。
坐骨神経痛の原因は、
姿勢が影響する。
背骨や骨盤が歪んでいる。
など言われることが多いのですが、
原因とともに症状の強さや回復の早さは、
内臓の疲労
が大きく影響します。
N・Kさんの場合もまさにそれで、
疲労がたまることで
症状の悪化、
痛みの再発。
が起こりました。
生命維持をしている内臓は、
疲労してくると機能が低下して、
体内の調整をするにも一苦労になります。
それでも頑張って働き続けるので、
内臓の疲労はどんどん溜まり、
血流が滞ってしまいます。
内臓の疲労で分かりやすいのは
胃もたれですね。
胃もたれしたら、
たいていは食べるのを控えますよね。
でもほかの内臓は、
胃もたれのように分かりやすい自覚症状が出ないので、
身体の治癒力の低下
という現象につながってしまいます。
なので今回、
内臓にしっかりと血液が回るように
調整をして、
内臓の疲労が取れてくることで、
治癒力が上がって
坐骨神経痛の改善が早まったのです。
当院は、
痛み、シビレを
無理に薬で抑えつけずに、
根本から改善していくことができます。
ありがとうございました。
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
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