【症例】脚全体の痛みとシビレで歩けず寝返りもできなかったが７回の施術で改善

３０代　女性　会社員　埼玉県在住

右坐骨神経痛

＜通院回数＞

７回

＜通院頻度＞

２～３日に１回→週１回

突然右腰が痛みだし、様子をみていたが徐々に悪化。

右臀部から腿裏、スネ。股関節にかけて痛みが広がり

３分ほどしか歩けない状態になった。

病院では一年前に診断が出ていた腰椎すべり症による

痛みだと言われ痛み止め処方されたが一向に治らない。

ブロック注射も受けたが変化なく、

このままでは治らないと思いインターネットで探して

当院を見つけて来院した。

来院時、

足踏み時に痛みが右臀部から腿裏にでている。

同時に股関節前側から腿の前側にかけても痛みがある。

歩行では上記に加えて下腿にも痛みが走る。

他の動作では側屈のみ痛みが強い。

とにかく歩行がつらいため日常生活に支障が大きい。

続いて検査を行う。

SLRテスト　(－)

パトリックテスト　(－)

Kボンネットテスト　(－)

足踏み　(＋＋)

触診では

腹部に過緊張があり軽圧でも圧痛が顕著。

検査の結果から

腰椎ヘルニアなどの可能性は低く

内臓疲労による腹部の過緊張が原因で

坐骨神経痛が生じていると判断し

治療を開始する。

足踏みによる痛みをペインスケール「１０」とした

＜治療＞

上下肢血流調整、腹部指圧。

大腿の調整、下肢の神経促通。

足踏み時の右臀部から腿裏の痛みが減少。

ペインスケール　１０→６

セルフケアを伝えて初回は終了。

前回から２日後の来院。

「朝の痛みは減ってきて、楽に起き上がれるようになりました」

と報告いただく。

＜治療＞

上下肢血流調整、腹部指圧。

下肢調整、下肢の神経促通。

足踏みでの痛み「７→４」

歩行ではまだ変化はあまりでていない。

前回から２日後の来院。

「腿の外側の痛みがなくなって立っていられるようになりました」

と報告いただく。

＜治療＞

上下肢血流調整、腹部指圧。

下肢調整、下肢の神経促通。

足踏みでの痛み「５→３」

足踏みでの右臀部痛が解消。股関節前側は痛み残る。

前回から４日後の来院。

「だいぶ痛みが少なくて昨日は１時間くらい歩けました」

と報告いただく。

＜治療＞

上下肢血流調整、腹部指圧。

下肢調整、下肢の神経促通。

足踏みでの痛み「２→１」

前屈角度が増して、

足踏みは痛みほとんどないがおもだるさがあり。

前回から３日後の来院。

「夜目が覚めてから、すぐに立ってトイレまで歩けるようになった」

と報告いただく。

＜治療＞

上下肢血流調整、腹部指圧。

下肢調整、下肢の神経促通。

足踏みでの痛み「１→０」

歩行でも痛みがほとんどなくなり、

臀部と大腿前側に張り感がある程度。

次回１週間ほど治療期間を空けて様子をみる。

前回から１週間後の来院。

「２０分くらいなら休みなく歩けるようになりました」

と報告いただく。

＜治療＞

上下肢血流調整、腹部指圧。

下肢調整、下肢の神経促通。

足踏みでの痛み「０」

体幹の右側屈痛もほぼ解消している。

再発防止のためバランス訓練を実施した。

再度期間空けて問題なければ治療終了予定。

前回から１週間後の来院。

「右大腿に少し詰まりあるが痛みはでていない」

と報告いただく。

＜治療＞

上下肢血流調整、腹部指圧。

下肢調整、下肢の神経促通。

足踏みでの痛み「０」

一通りの動作でも日常生活でも痛みの再発がないため

治療は一旦終了とした。