ピラティスで痛めて以降治らず
運動時だけでなくじっとしていても痛みがでて
徐々に悪化していった仙腸関節痛が
3回の治療で早期改善した事例です。
40代 女性 東京都在住
仙腸関節痛、左股関節痛
<通院回数>
3回
<通院頻度>
週1回
趣味のピラティスの頻度を
一時、週5回まで増やして行っていたら
徐々に仙骨部に痛みが出始めた。
次第に痛みが増悪して、左股関節にも違和感がでてきた。
運動時だけでなく腰掛けていたり
横になっている時にも痛みがでるようになり
一向に良くなる様子がないため
インターネットで当院を見つけて来院した。
現在の状態を確認する。
仙骨部の痛みが主訴としてあり
安静時や立ち上がり時に痛みがあり
前屈動作で痛みが顕著。
歩行時には痛みはでない。
左股関節には運動時に違和感がある。
検査を行う。
SLRテスト(-)
Kボンネットテスト(-)
パトリックテスト(-)
股関節深屈曲(−)
※左股関節は若干の可動域制限あり
次に触診を行う。
左仙腸関節部に若干の圧痛あり。
検査と問診から、
股関節由来の仙腸関節性の腰痛と判断し
治療を開始する。
施術前の前屈可動域45度
<治療>
腹部血流調整、腹部指圧
腸腰筋調整、下肢の神経促通
前屈可動域70度まで改善した。
腰掛け時の痛みは院内では確認できないが
違和感は消失しているとの自覚。
前回から4日後の来院。
「左股関節の違和感はあるが、仙骨部の痛みは軽減しています」
と報告いただく。
<治療>
腹部血流調整、腹部指圧
下肢の神経促通、腸腰筋調整、足首調整
前屈可動域制限ほぼなし。
前回から1週間後の来院。
「腰や仙骨の痛みはでなくなりました」
と報告いただく。
<治療>
腹部血流調整、腹部指圧
下肢の神経促通、脊柱の調整
左股関節の違和感は解消した。
今回で仙骨痛の治療は終了としてメンテンナンスに移行する。
今回の症例では
ピラティスの過度な負担によって
仙腸関節を痛めたことが原因でした。
もともとピラティスは継続していたので
運動負荷にも慣れていたものの
一時過密日程で行っていたので
身体の回復が間に合わず筋疲労が溜まって
痛めたようです。
ピラティスやヨガなどで痛めるケースは多く
はじめは軽い痛みでも我慢して続けてしまい
痛みを悪化させることもあります。
痛みがある場合は運動はせず
数日経っても治らない痛みは
なるべく早く治療を開始したほうがいいです。
今回の事例では
発症から三カ月経過していましたが
内臓疲労があまり無かったため
3回での早期改善に繋がりました。
今度はやり過ぎず
身体の声を聴きながら
思いきりピラティスを楽しんでくださいね!
2025.4.29 | 【5月の臨時のお休み】 5/10(土) 研修のため時短(17:00まで) 5/22(木) 研修のためお休み |
---|
東京都渋谷区恵比寿1−11−6
恵比寿山仁ビル501
JR恵比寿駅 東口より徒歩2分
西口より徒歩3分
東京メトロ日比谷線 恵比寿駅
1番出口より徒歩4分
10:00~20:00
月曜日