1か月安静にしても足底筋膜炎が治らず
小走りでも足底に痛みが走り
わずかにジャンプもできないため
部活動に復帰できず困っていたが
無事に改善し部活動に復帰した事例。
10代 女性 世田谷区在住
足底筋膜炎
<通院回数>
4回
<頻度>
2日に1回→週1回
部活動中にうさぎ跳びをした際に
左足裏にピキッと痛みが走るのを自覚して
以降痛みが増して歩けないほどに悪化。
病院からの指示で1か月以上安静にして
歩行はできるようになったが
走ったり跳んだりしようとすると
左足底に強い痛みがでるため部活動に復帰できず困っていた。
足専門の整体に行きテーピング治療で
高額な回数券を勧められたため
他院を探していたところ
インターネットで当院を見つけて来院した。
足底筋膜炎の発症当時は
左足底の痛みで歩行もままならなかったが
来院時は歩行は無痛で可能。
走ること(小走り)
ジャンプ
つま先立ち(全く踵を浮かせられない)
上記の動作では強い痛みがあり
実際に足が浮かなくても跳ぶモーションでも痛む。
運動が一切行えず、部活動は休んでいる。
下図は足底の痛みが起こる部位。
圧痛部も一致している。
検査と問診から、
足底筋膜炎であると判断し治療を開始。
<治療>
足首の神経促通、足底の神経促通
足趾調整、下肢の神経促通
足底の圧痛が減少し、圧痛範囲も狭くなった。
1~2センチ程度踵を浮かしてつま先立ちができるようになった。
夏休みに入って部活動が増えていることもあり
早期の改善を目指すことで本人の意思を確認した。
セルフケアを伝えて初回終了。
前回から2日後の来院。
痛みの戻りはなく前回後の状態を維持していた。
<治療>
足首の神経促通、足底の神経促通
足趾調整、下肢の神経促通
左足底の圧痛が軽減した。
つま先立ちで踵を3~4センチ浮かせられた。
踵が浮く程度のジャンプのモーションができた。
前回から2日後の来院。
前回後の状態を維持していた。
<治療>
足首の神経促通、足底の神経促通
足趾調整、下肢の神経促通
左足底の圧痛が軽減した。
つま先立ちは最後まで無痛で行えた。
わずかにだが、足底が完全に床面から離れるジャンプ動作ができた。
多少の運動が可能になったため少し治療期間を空ける。
前回から1週間後の来院。
痛みの戻りはなく前回後の状態を維持していた。
<治療>
足首の神経促通、足底の神経促通
足趾調整、下肢の神経促通
左足底の圧痛はほぼ解消。
軽めのジャンプは無痛でできているが
全力でのジャンプは恐怖心があるため実施せず。
少しずつ運動を行えるようになっていて
かつ足底の痛みは再発していないため
治療は終了とした。
今回の症例では
原因はうさぎ跳びで足底へ
大きな負荷がかかったことです。
身体の使い方を分からないまま
負荷の高い運動をするのは故障の要因になるので
まずは故障しないよう正しい身体操作を
伝えながらの指導が望ましかったですね。
学生の故障は早期改善が重要で
休養期間が長くなると焦りがでて
精神的にも影響がでてきてしまいます。
今症例の女の子も
部活を休み続けて治るめどがたたないことで
自宅ではかなり気落ちしていたそうです。
無事に部活動に復帰できてよかったです!
これからもめいっぱい学生生活を楽しんでくださいね!
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