【症例】絶え間なく続く腕の痛みとシビレが６回の施術で改善した事例

４０代　女性　町田市在住

頚椎ヘルニアによる腕の痛み、シビレ

＜来院回数＞

６回

＜来院頻度＞

週１回

９か月前に

左腕に痛みとシビレが起きた。

病院で頚椎ヘルニアと診断。

痛み止めの注射を繰り返し打ち、

４か月かかって痛みは治まった。

その後しばらく経ってから、

再度痛みとシビレが起こる。

病院に行って、

注射を打ってもらったが痛みは引かず、

徐々に悪化。

仕事で自動車を運転する時は、

ハンドルを握っているのも辛かった。

四六時中痛みが続き、

夜寝るのも大変な状態。

痛みとシビレで、

精神的にも参ってしまっていたが、

友人から「神経の治療が得意だからいいと思うよ」と

当院を紹介され、

治療院は初めてだったが、

治療を受けることを決断。

患者は、

左側の肩から上腕、肘にかけて

痛みを訴えている。

シビレは両手にある。

病院で頚椎ヘルニアと診断を受けているが、

レントゲン検査のみで、

MRI画像診断はしてもらっていない。

レントゲン画像は持っていなかったため、

確認できず。

症状の範囲を確認する。

痛みは、左肩と上腕の後側が最も強い。

日によって痛みに肘まで広がる。

シビレは両手のみ。

次に検査を行う。

スパーリングテスト(＋)

ジャクソンテスト(＋)

※上腕後側に知覚鈍麻あり

上記テストは、

頚椎の神経根障害の検査であり、

陽性の場合、頚椎で神経を障害されている可能性が高い。

問診と検査から、

頚椎ヘルニアによる神経痛と推測し、

治療を開始する。

立位安静時を

ペインスケール「１０」とした。

＜治療＞

神経促通(脊柱、上肢)、内臓調整。

上肢血流調整。

ペインスケール「７」

シビレはすぐに変化がでないため確認せず。

以下、完治に必要な２点を患者に伝える。

①水分摂取を増やすことと食事量を控える。

内臓の疲労が強く回復を促進するために、

内臓への負担を減らし治癒力を上げる必要がある。

②治療ペースについて

週１回の治療を少なくとも１か月は続けること。

本来は週２回が理想だったが、

住まいが遠方のため週１回に。

上記２点の同意を得て、治療終了。

前回から１週間後の治療。

患者から

「前回のあとから痛みは減ったままです」

と報告。

ペインスケール「７」

＜治療＞

内臓調整、上肢血流調整。

神経促通(脊柱、上肢)

ペインスケール「８」

シビレはすぐに変化がでないため確認せず。

予想より改善が早い。

シビレは少し時間かかるけど安心してください。

と伝え治療終了。

前回から１週間後の治療。

患者から

「痛みはほとんど感じなくなりました！昔痛めた左足がおもだるいです。」

と報告。

高校生の頃に、

左足ふくらはぎが突然痛みだし、

歩けなくなったことがあるとの話。

現在も左ふくらはぎは、

突っ張ったような違和感が続いている。

全身のバランスを整えるため、

左足の治療も追加して行う。

＜治療＞

内臓調整、上肢血流調整、頚椎調整。

神経促通(上肢、下肢)

左足の違和感は減少。

できなかったしゃがみ込みが

もう少しでできる程度になった。

状態が良いため、

次回は期間を空けて様子をみる。

前回から２週間後の治療。

患者から

「痛みは出ていません。シビレは少しあります。」

と報告。

ジャクソンテスト(やや＋)

スパーリングテスト(やや＋)

＜治療＞

内臓調整、上肢血流調整、頚椎調整。

神経促通(上肢、下肢)

ジャクソンテスト、スパーリングテストでの

痛みが消失した。

次回も期間を空けて様子をみることを伝え、

治療終了。

前回から２週間後の治療。

患者から

「１週間前から少し痛みが出てきてしまいました。」

と報告。

痛みが再発したことで落ち込んでいる様子。

ペインスケール「３」

＜治療＞

内臓調整、上肢血流調整、頚椎調整。

神経促通(上肢、下肢)

ジャクソンテスト、スパーリングテスト

ともに(－)

ペインスケール「０」

シビレもほぼなし。

様子をみるため、

次回はさらに期間を空けることに

同意をもらい治療終了。

前回から４週間後の治療。

患者から

「すごく寒い日あったけど痛みは出ませんでした」

と報告。

＜治療＞

内臓調整、上肢血流調整、頚椎調整。

神経促通(上肢、下肢)

ジャクソンテスト、スパーリングテスト

ともに(－)

痛み、シビレもなく再発もしていないため、

今回で治療終了とする。

ご本人の希望でメンテナンスに移行。